【婚活実況】結婚相談所入会してみた。

結婚願望0だったオタクアラサーOLの婚活備忘録

たかが2、されど2

相談所の方針からお見合いのときは男性側がお茶代を負担してくださるものの、成立後は金銭負担について特に取り決めがない。そんなお見合い成立後の食事代についての話。

 

お見合いが成立し、初めてお食事に行くことになったAさん。大手勤めの営業マンであったが、オラオラしている素振りはまったくなく、むしろ女性慣れしてなさそうな印象。頼りなさそうではあるも穏やかな人柄の方だった。

 

先方が人見知りなせいか、少々の居心地の悪さはあるものの、和やかに進む会話。初回だし、そんなに会話も弾まないのは仕方ないよね・・・と思いつつ、頑張って話題をつなぐ。2時間くらい経ったところで、明日もお互い仕事なのでお開きに。テーブル会計だったので男性側に伝票が届く。こちらもお財布をだしてスタンバイ。おいくらですか?と声をかけると、「いえ、大丈夫です。」と。いやいや、そんなわけにもとお伝えするも「カードで支払ったんで大丈夫です。」とのこと。何度か押し問答をし、ここは有り難く、ごちそうさまでしたとお伝えしようとしたところ「あー、やっぱり、2で・・・」

固まる私。え?このタイミング・・?いくらなんでもモタつきすぎでしょ。割り勘がいいなら初めから言ってくれ。しかも総額が不明ななかで2ってなんの数字?どこからでてきた?それなら、あと腐れないようにきっちり割り勘にしてくれ。たのむ。

その後もAさんはお店から家が近いのか、お店をでてすぐ「じゃ、僕はここから歩いて10分なので歩いて帰ります!では!!」と、颯爽と去っていく。別に駅まで送ってほしいわけではないが、駅まで送りますよって言わないの??え???友達でも言ってくれるけど?????

小さくなったAさんの背中を見つめ、その場にフリーズする私。Aさんも私のことナシって思ったんだろうなぁと思い、その場をあとにした。

 

私は、お見合い成立後に初めてお会いする方へ手土産を持っていくようにしている。これはお見合いで男性にお茶代を負担頂いていること、初回のお食事代を全額払ってくださる方が多いからだ。いつもは帰り際に今日はありがとうございましたと渡すのだか、その日はもちろん渡さず解散。買った有名店のチョコレートは私の胃の中へ消えた。

そして私は店から10分かけて駅まで歩き、電車を1時間乗り継いで自宅へ帰宅。家に着いてLINEを確認すると、今日は楽しかったです!今度は甘いものでも食べに行きましょう!次回はいつお会いできますか?とメッセージ。

 

行かねええええ!絶対行かねええええええ!!友達にすらなりたくない!!!!

次回もくそもねえよ!!!!!!!

 

会話も続かない、費用負担あり、こちらへの気遣い一切なし、そして何より好みの外見じゃない!!!!

今日はごちそうさまでした〜!と返信をした後、すぐにAさんの連絡先消去・LINEをブロック。光の速さでカウンセラーに交際終了の申し出を送信した。

 

割り勘反対派ではないし、むしろ中途半端に男性が多く支払い、後々、奢ってやった!と思われるくらいならきっちり割り勘にされたほうがマシである。正直、男性の多めに払えば文句ないんでしょ(ドヤァ)?のスタンスが苦手だ。またお会計でモタつかれるのも気分が良くない。割り勘がいいなら割り勘!と始めから言ってくれればいいのだ。

 

そんな中、後日お見合い成立したBさんとお食事へ。楽しく食事を終え、お会計をするBさんに、私もお支払いしますと伝うと「大丈夫ですよ!」と。実はBさん、私の10個ほど年上である。私も、そりゃ年上だもんね〜と内心思いつつ、良いんですか?とそそくさと財布をしまうモーションにはいる。すると突如Bさんが、ん〜〜と顎に手をあて考えた挙句「じゃあ2で」。

うわああああ〜!!!!出た〜〜〜!!!!!めちゃくちゃデジャヴ!!!!!

 

結局Bさんの人柄自体はとてもいい方だったが、LINEが常に長文&即レスでしんどいことや年齢差が気になっていたことに加えて、この2が決め手となり交際終了の申し出をお願いした。正直2000円を出すことに金銭的な痛手はないが、こんな些細な金額が交際終了の決め手になると思うとお見合いは難しいなぁと改めて感じるのであった。