【婚活実況】結婚相談所入会してみた。

結婚願望0だったオタクアラサーOLの婚活備忘録

はじめてのお見合い

「今日優しそうに見える」とランチを共にした知人に言われる。このあと、お見合い行くんだ~と返すと、「お見合い!?!?」と驚かれる。「だからいつもと服装がちがうのねw」と笑う知人。私だっていわゆる男ウケ!ゆるふわ清楚系!なんて普段から着ないし似合わないのも重々承知だが、お見合いなのだ。背に腹はかえられぬ。

 

入会当初カウンセラーさんから、「好みの男性じゃなくても練習と思って何回か行ってみてください!」と言われていたこともあり、初めてのお見合いは先方から申し入れをしてもらった方から選んだ。

 

友人とのランチを終え、お見合いへ向かう。通常お見合いはホテルのカフェラウンジで待ち合わせをすることが多く、その日も席での待ち合わせだった。少し早めに到着し席に通されると先方はまだ来ておらず、暫くまっていると時間ちょうどにお見合い相手が現れた。「はじめまして」と挨拶をされ、そそくさと席に座り、飲み物どうしますか?など聞いてくる。遅刻したわけではないがお待たせしましたという気遣いはねえのかよ、とは言えず、初めまして~今日はありがとうございます~なんて愛想笑いで返す。

そこからは地獄。先方が年上かつ高給であったことから自慢、自慢、自慢の嵐。私のことを聞かれたのは簡単な仕事内容、休みの日は何をしているのか、という当たり障りのないことだけ。残りはすべて私の家族事情の確認。父母兄弟の仕事内容や学歴、実家の立地、持ち家かどうかなど品定めがすげぇな・・・と思うことばかり。過去に何かトラウマでもあるの・・・?っていうほどの確認ぶりだ。結婚は本人同士の問題ではないからなぁと思うものの、あからさますぎる状況に終始苦笑。これで顔面が好みで高身長なら耐えれたのになあ、でもこの話ぶりでこの見た目なら、そりゃ女性も嫌だよな・・・なんて邪な気持ちも生まれる。結局1時間半きっちり拘束されて、次回もよろしければぜひ!と言われたものの、カウンセラー経由で丁重にお断りを告げた。

 

お見合いなんてこんなもんか~と思いながら、母に私よりも偏差値低い大学出身の人に両親の学歴まで聞かれて焦ったwと報告LINEを送信。近くのデパ地下でおいしいお惣菜とコンビニでビールを買って帰路についたのであった。