【婚活実況】結婚相談所入会してみた。

結婚願望0だったオタクアラサーOLの婚活備忘録

カウンセラーさんとの面談

相談所に入会手続きをすると、まずすること。カウンセラーの方との面談がある。事前にプロフィールを大まかに記載した書面を手に、後日あらためて顔合わせをするのだ。

 

営業担当の方から私の担当カウンセラーは同世代の女性と伺っていたものの、どんな方なのか姿形は不明、当事者の私が曖昧な気持ちで入会したことに怒られないか、とドキドキ。事務所に到着し、伺っていた担当の方の名前を告げると、気さくなお姉さんが登場。簡単によろしくお願いします、と挨拶をして手土産を渡すと「こんなの初めてです~~~!!いただいていいんですか~~~!!!! 」と喜んでいただいてホッと安心。(後々手土産を渡しておいてよかったと実感する。)

 

事前記入したプロフィールを渡して今後についての擦り合わせをする。どんな人が理想なのか、条件の優先事項(外見?年収?共働き可否等)、対象の年齢はどうするか、などなど。オブラートに精一杯包んで、見た目が若けりゃそこまで年齢差は気にしませんが、私より低収入・低学歴はいや!あと動物好きはマストで(連れペットOKじゃないと無理)!!!というスタンスをお伝えすると「ですよね~~!わかります~~~!」と。あれ?あんまり堅苦しくない????正直、オメェ理想高いんだよ!!!!と言われかねないと覚悟をしていたので、まじ超絶フランクじゃん!実姉かよ!!!とカウンセラーのお姉さんの好感度爆上がり。ちなみにプロフィールには男女ともに年収や所持資産の項目がある。年収はさておき、ワタシ、自慢できるほど貯金なんぞしてない・・・寧ろ浪費家・・・という状況。資産欄どうしましょう・・・とおずおず聞くと「男性に当てにされても困るので年収と資産欄は空欄でOKです!」と。ありがとう!まじで心強い!

プロフィール自体はその場で作成するのではなく、カウンセラーの方が後日まとめてシステムにアップしてくださるとのこと。その後も詳細打ち合わせして、いよいよ男性会員をお披露目していただくことに。

 

PCぽちぽちしてデータをだしてもらう。画面上には数多の男性会員。

「どうですか??? 恋愛できそうですか?????」

えーっと。カウンセラーさん、ごめんなさい。恋愛は・・・ちょっと厳しいかも・・・と思いつつも、皆さん穏やかそうですねと当たり障りのない言葉が口から出る。例えるなら、知人がテンション高く、じゃーん!新しい彼氏!!と写真を見せてきたときの優しそうだねとしか言えない状況、正にあの空気感。様子のおかしい私に、「若い方もいらっしゃるので・・・!」と精一杯のフォロー。気をつかわせてしまってごめんなさい。もともと面食いではない(と思う)ので、顔はそこまで気にしないです!おしゃれであれば!ほら、みなさんスーツを着てのお見合い写真ですし・・・!とお姉さんに告げる。

 

「おしゃれな人はいないので、一緒にデートして変えてあげてください!!」

お姉さんの清々しさが刺さる。これがリアル(3次元)育成ゲーか・・・。とはいえ、入会したのでお見合いをして元をとらなければ何もはじまらない。グダグダ言う暇などないのだ。私は育成ゲーの世界に足を踏みいれたと言い聞かせる。 

 

カウンセラーさんとの打ち合わせ後、その足でお見合い写真の撮影のため提携フォトスタジオへ。当初、あまり乗り気ではなかったもののフォトスタジオで想像以上煽てられ(人生で一番かわいい・綺麗を言われた1時間だった)、ルンルンで帰宅しデータを家族に見せる。かわいい!これはすぐ相手決まりますわ!ちょちょいのちょいですわ!等と私が気分よくお見合いライフを送るべく更に煽てる家族。皆の衆ありがとう!と街頭演説をする政治家のごとくお礼を言う私。シンプルに茶番。

 

写真データをお姉さんに送りプロフィールの写真登録を依頼。数日後、無事プロフィールをシステムにアップロードできました!というお知らせが。早速ページを見に行くと、自身のプロフィールとは別にカウンセラーの主観で紹介文が載せられている。そういや打ち合わせのときにお姉さんが紹介文も載せますので!と言っていたなあ、と思い、紹介文を確認すると、そこには大変すばらしい脚色された紹介文。しかもスクロールするレベルの長文を書いてくださっている・・・!お姉さんに足を向けて寝られないなあ、と思うのと同時に、たかが数千円の手土産効果に驚愕したのであった。