【婚活実況】結婚相談所入会してみた。

結婚願望0だったオタクアラサーOLの婚活備忘録

婚活アプリ登録のススメ

SNSの婚活垢を見ると相談所と併行して婚活アプリに登録している人が多い。その事実を知ったとき、なんてバイタリティ溢れる方々!なんて思っていたが、先人にならい私も結婚相談所に入会していながら婚活アプリを2個ほど登録している。アプリに登録した理由としては相談所とアプリ併行している人が多い=仮交際の人も登録しているのでは?という出会い探し<<<<<<<<ネトスト心理だ。なので顔がはっきりとわかる写真は登録せず、顔がわからない後ろ姿や引きの写真などで登録をしている。もちろん各アプリは別々の写真、婚活用の写真の登録なんて以ての外である。

 

登録したところで自身の婚活地域の男性をスワイプしまくると出るわ出るわ見たことある~~~!!!!な男性方。しかもアプリは年収が自己申告制なため、盛ってるなぁ!と思う方ばかり。まず婚活用のスタジオ写真は婚活アプリではかなり浮くため、スタジオ写真=相談所入会者と思っていいのかもしれない。いくら写りがいいから、という理由でもスタジオ写真使うんだ・・・という気持ちが拭えない。私のように女性サイドもアプリ登録している可能性があればお見合いでもマッチング!アプリでもマッチング!なんてただの恥だろう。お互いどんな心境になるのだろうか・・・。

 

そんなこんなでアプリをしていると過去お見合いをしてお断りした方や、別の女性と真剣交際に発展しているであろうステータス状況の方からマッチング希望がくるので空いた口が塞がらない。私自身アプリの登録内容は真剣に書いていないので、通常真剣なお付き合いを希望している人であればいいねを押さない部類のプロフィールだと思われる。私が一番震えたのはお見合いし仮交際へ発展、この人とは気が合わないなぁと思いお断りした男性からいいね♡がきたときは発狂しそうになったものだ。おそらく、相談所内では好条件男性であるも、交際女性がいるにもかかわらずアプリをしていたり、手あたり次第に女性へアプローチをしている残念な人間性として問題があるため、結婚に至らないんだろうなぁ、とつくづく思う。※あくまで個人の感想です。

 

まあ、いずれにしても相談所へ登録していながらアプリ婚活をすることへ批判をするつもりはないが、せめて登録写真は別の写真にしようよ・・・という気持ちでいっぱいである。遊びたくてアプリ登録をしているわけではないと思うが、詰めの甘さが遊び下手を物語っているようで、こんな遊び方を知らない男性陣と結婚を視野にいれた付き合いをしていくことが果たして幸せなのか、と思うのであった。

 

 

 

 

 

自分語りはしないが吉

私は人見知りだ。人見知りといっても、初対面でまったく話せないというのではなく、当たり障りの無い会話であれば問題ない(と思っている)。自ら心を開いて距離を詰めていくのが苦手だ。お見合いにいくと、コミュニケーションの取り方について考えさせられることが多い。これから記載する内容は大変失礼な愚痴を書き連ねているが、あくまで私個人の心の狭さと偏見という観点でご容赦いただきたい。

 

まず、お見合いにおいて話をしていて苦痛ではないと思える方は全体の6割程度だ。経営者であったり、営業職の方は話上手な方が多く、自身の話にくわえ、こちらのことも気にかけて質問やリアクションをとってくれる。こういったお話上手な人を含め、緊張しながらも私と会話をしよう・興味を持って人の話をしようとしてくれる方には好感がわく。

 

残り4割の方と対面した際が正直キツい。

 

全体の3割程度会話が弾まない人がいる。これには、3パターンの方がいる。1つ目は典型的な人見知り。緊張して俯き、まともに目も合わせられない。こちらの質問に答えるだけという受け身タイプ。このタイプは頑張って話しかけても盛り上がることはなく、彼らの目線が私を向くことも少ない。頑張って会話を振っても頑張り損なのだ。これが私から申し入れをしたお見合いであれば、多少は頑張るが、先方からの申し入れであった場合、何がしたいの?とハラワタが煮えくり返る気持ちになる。

2つ目は興味がないことに関して露骨に興味がない態度をするタイプである。故意かどうかは不明であるが、こちらの話に対し「へぇ」とだけ返事をし、沈黙になる空間ほど耐えられないものはない。お見合い途中であるも、おもしろくない話しかできなくてごめん・・・と自己嫌悪に陥る。しかし、何度も沈黙がやってくると厄介なことに私はどんどん開き直りはじめ、お見合いする意志があるなら興味持ってるフリだけでもしろよ!と心の中で逆ギレをし始める。開始10分で私に興味持てないと判断したのであれば私に対する遠慮は結構なので即時解散申し入れしていただくことをお願いしたい。時間の無駄だ。

3つ目はシンプルにデリカシーが無いタイプである。これは書くまでもなく、気のつかえない人なんだなという印象を受ける。これが許せるか許せないかは相手の容姿次第だ。好みの容姿であれば「なんておもしろい人♡ユーモアに満ち溢れてるぅ♡」となるし、好みでなければ「あはは(苦笑)(は?一回黙れよ)」である。

 

残りの難あり1割は自分語りタイプだ。このタイプ、かなりの強敵である。まずこちらが仕事内容について「〇〇関係にお勤めでしたよね?」と聞いたとする。普通の方であれば「〜〜に関する研究をしてます」と、ざっくりとした仕事内容を答えるところ、この手のタイプは仕事内容に加え、上司や後輩とのエピソード、聞きたくもない会社の愚痴などをノンストップで話しはじめる。以前お会いした方が「繁忙期は23時まで働いて、そのまま遅い時間に上司に報告書をメールで送って俺は忙しいんだ!とアピールしてやったんですよ!!!」と意気揚々と話している姿をみて引いてしまったことがある。たしかに繁忙期なのかもしれないが23時まで働くことは自慢ではない。むしろ業務時間内に仕事を片付けられない無能アピールになりえるリスクすら考えられない人なのであろうか。初対面の人に仕事の愚痴を話す男性に、結婚したい!素敵!となる女性がいるとすれば是非ときめいた理由についてご教示願いたい。

話は戻るが自分語りタイプは、話始めると止まらないので切り上げるのも一苦労。失礼を承知で、お見合い開始30分頃から頼んだドリンクを飲み切り、腕時計をちらちら見て、もう終わりましょ!とアピールをする。だが、ここで察することができる彼らではない。察することができれば、くそしょうもない話を無限に話続けることはしないだろう。そこで私は45分を過ぎたところで、相手に対するリアクションを薄くすることに徹底する。「へえ」「そうなんですね」と愛想笑いを繰り出す。これなら心折れるだろ!と反撃だ。ここで半数くらいが気づき始め、開始60分ちょうどで切り上げられることに成功できる。残り半数は手を尽くしても無駄だ。どうしようもない。その時ばかりは、キリストの教えに基づく学校出身の端くれとして、天にまします我らの父よ、願わくばこの男の話を早く切り上げてください~~~~~たのむ~~~!!と神に祈りをささげることに徹底する。開始90分近くになれば辛抱できず、私から言わせんなよ!と内心キレ気味に「そろそろ・・・」とこちらか切り出す。お会計が済めばご馳走様でした、それでは私はお手洗いに行ってから帰りますと早々と先方と解散。お手洗いの個室に入った瞬間、カウンセラーにお断り連絡を送信するのが一連の流れだ。

 

こんなに好き勝手書いているが、冒頭で記載したとおり私も対人関係が得意なほうではない。これら全ての経験を勉強と捉え、反面教師として良好なコミュニケーションをとれるよう頑張りたいと思うのであった。

趣味の話

お見合い=男女が「ご趣味は?」と会話する姿をイメージするが、令和現在「休みの日は何をしていますか?」と聞かれる。

 

私の休日の過ごし方は昼過ぎ起床、そしてリビングのロボット掃除機の電源をつけるところからはじまる。すっぴんパジャマのままでアニメや動画配信サイトのコンテンツを見つつSNSを徘徊、眠くなれば昼寝をし、お腹がすけば宅配サービスでご飯を頼む。気づいたときには、あら不思議!すでに日付が変わってる!なんてザラである。が、しかし、馬鹿正直に言えば相手に引かれること間違いなし。そんな私はきまって「土日はおうちにいて掃除をしたり映画を見たりですかね~。長期休暇は旅行とか・・・」と返すようにしている。私の代わりにロボット掃除機が頑張っているので決して嘘ではない。

 

それに対し、「どんな映画を見るんですか?」「最近みた映画は?」「好きな映画は?」と聞かれる。当たり障りのない回答をするものの、私の専門は映画よりもアニメだ。深堀されるとボロがでる。正直あまり突っ込んで聞いてこないでほしいのが本音だ。また、昨今の外出自粛により「僕も映画をよく見ます!」と言われる方と多く出会う。それだけなら世間話ですむのだが、時折おしゃくそ映画評論家になりきって知ったかぶり蘊蓄をたれる方がいる(ド偏見だが大抵Ama/zonプラ/イム会員)。困るのはここからだ。1ミリも興味の持てない話をされ、こちらが乗り気でないのを察せずべらべらと話し続ける。なぜ男性は「教えてあげてる、俺」を演出したがる人が多いのか。善意と受け取れる話し方であれば気にならないが、自己陶酔している姿は不快すぎて苦情申し立てをしたいくらいだ。わかったわかった、聞いてやるから時給よこしな?という気分である。結局、私の相槌レパートリーがなくなりお通夜になるのがいつもの流れだ。

 

ありがたいことに、アニメや漫画が好きです!という男性も多い。私も好きなのでとても助かる。その時は必ずこちらから、「どんなの見て(読んで)らっしゃるんですか?」と聞く。過去、私もです!と食い気味に同調し、先方からジャンルを聞かれた際、まったくジャンルが被らずオタばれしただけで終わったことがあるからだ。先手必勝を狙うスピード感が命と肝に銘じている。幸いにもジャンルが被ると、ある程度アニメや漫画の話で盛り上がる。しかし、油断は禁物。相手がどれくらいの熱量でそのジャンルが好きなのかを見極める力が必要だ。これはお見合いだけではなく、一般社会においてもある程度必要であるが、見誤ると一気にお通夜だ。

以前、お見合いで好きな漫画ジャンルが被った方がいた。先方が週刊雑誌の連載当初から毎週追いかけ、単行本も全巻買っているとのこと。これはなかなか・・・!と勝手に私一人で盛り上がり、思わず「今、〇〇でイベント開催しててグッズもたくさん出てますよね!」と喜々として会話を振った。しかし、彼は単純に話の内容が好きで漫画を買っていただけで、書籍に課金すること以外には一切の興味がなく、冷え切った会話はそこから盛り上がりを見せず、苦い経験となってしまった。

 

旅行についてもなかなか難しい話題だ。海外旅行が好きな独身男性は僻地に1人旅をしている方が意外と多い。個人の自由であるため、僻地に行こうがどうでもいいが、仮に結婚し一緒に旅行にいくとして毎度僻地を指定されれば、おそらく私は方向性の違いで解散を申し出るだろう。

 

幸い今まで趣味や好きなことについて指摘されることはなかったが、自分の好きなことを理解し許容してくれる人は、自身とある程度の価値観や金銭感覚が似ている人なので大事にしていきたいと学ぶのであった。

たかが2、されど2

相談所の方針からお見合いのときは男性側がお茶代を負担してくださるものの、成立後は金銭負担について特に取り決めがない。そんなお見合い成立後の食事代についての話。

 

お見合いが成立し、初めてお食事に行くことになったAさん。大手勤めの営業マンであったが、オラオラしている素振りはまったくなく、むしろ女性慣れしてなさそうな印象。頼りなさそうではあるも穏やかな人柄の方だった。

 

先方が人見知りなせいか、少々の居心地の悪さはあるものの、和やかに進む会話。初回だし、そんなに会話も弾まないのは仕方ないよね・・・と思いつつ、頑張って話題をつなぐ。2時間くらい経ったところで、明日もお互い仕事なのでお開きに。テーブル会計だったので男性側に伝票が届く。こちらもお財布をだしてスタンバイ。おいくらですか?と声をかけると、「いえ、大丈夫です。」と。いやいや、そんなわけにもとお伝えするも「カードで支払ったんで大丈夫です。」とのこと。何度か押し問答をし、ここは有り難く、ごちそうさまでしたとお伝えしようとしたところ「あー、やっぱり、2で・・・」

固まる私。え?このタイミング・・?いくらなんでもモタつきすぎでしょ。割り勘がいいなら初めから言ってくれ。しかも総額が不明ななかで2ってなんの数字?どこからでてきた?それなら、あと腐れないようにきっちり割り勘にしてくれ。たのむ。

その後もAさんはお店から家が近いのか、お店をでてすぐ「じゃ、僕はここから歩いて10分なので歩いて帰ります!では!!」と、颯爽と去っていく。別に駅まで送ってほしいわけではないが、駅まで送りますよって言わないの??え???友達でも言ってくれるけど?????

小さくなったAさんの背中を見つめ、その場にフリーズする私。Aさんも私のことナシって思ったんだろうなぁと思い、その場をあとにした。

 

私は、お見合い成立後に初めてお会いする方へ手土産を持っていくようにしている。これはお見合いで男性にお茶代を負担頂いていること、初回のお食事代を全額払ってくださる方が多いからだ。いつもは帰り際に今日はありがとうございましたと渡すのだか、その日はもちろん渡さず解散。買った有名店のチョコレートは私の胃の中へ消えた。

そして私は店から10分かけて駅まで歩き、電車を1時間乗り継いで自宅へ帰宅。家に着いてLINEを確認すると、今日は楽しかったです!今度は甘いものでも食べに行きましょう!次回はいつお会いできますか?とメッセージ。

 

行かねええええ!絶対行かねええええええ!!友達にすらなりたくない!!!!

次回もくそもねえよ!!!!!!!

 

会話も続かない、費用負担あり、こちらへの気遣い一切なし、そして何より好みの外見じゃない!!!!

今日はごちそうさまでした〜!と返信をした後、すぐにAさんの連絡先消去・LINEをブロック。光の速さでカウンセラーに交際終了の申し出を送信した。

 

割り勘反対派ではないし、むしろ中途半端に男性が多く支払い、後々、奢ってやった!と思われるくらいならきっちり割り勘にされたほうがマシである。正直、男性の多めに払えば文句ないんでしょ(ドヤァ)?のスタンスが苦手だ。またお会計でモタつかれるのも気分が良くない。割り勘がいいなら割り勘!と始めから言ってくれればいいのだ。

 

そんな中、後日お見合い成立したBさんとお食事へ。楽しく食事を終え、お会計をするBさんに、私もお支払いしますと伝うと「大丈夫ですよ!」と。実はBさん、私の10個ほど年上である。私も、そりゃ年上だもんね〜と内心思いつつ、良いんですか?とそそくさと財布をしまうモーションにはいる。すると突如Bさんが、ん〜〜と顎に手をあて考えた挙句「じゃあ2で」。

うわああああ〜!!!!出た〜〜〜!!!!!めちゃくちゃデジャヴ!!!!!

 

結局Bさんの人柄自体はとてもいい方だったが、LINEが常に長文&即レスでしんどいことや年齢差が気になっていたことに加えて、この2が決め手となり交際終了の申し出をお願いした。正直2000円を出すことに金銭的な痛手はないが、こんな些細な金額が交際終了の決め手になると思うとお見合いは難しいなぁと改めて感じるのであった。

 

はじめてのお見合い

「今日優しそうに見える」とランチを共にした知人に言われる。このあと、お見合い行くんだ~と返すと、「お見合い!?!?」と驚かれる。「だからいつもと服装がちがうのねw」と笑う知人。私だっていわゆる男ウケ!ゆるふわ清楚系!なんて普段から着ないし似合わないのも重々承知だが、お見合いなのだ。背に腹はかえられぬ。

 

入会当初カウンセラーさんから、「好みの男性じゃなくても練習と思って何回か行ってみてください!」と言われていたこともあり、初めてのお見合いは先方から申し入れをしてもらった方から選んだ。

 

友人とのランチを終え、お見合いへ向かう。通常お見合いはホテルのカフェラウンジで待ち合わせをすることが多く、その日も席での待ち合わせだった。少し早めに到着し席に通されると先方はまだ来ておらず、暫くまっていると時間ちょうどにお見合い相手が現れた。「はじめまして」と挨拶をされ、そそくさと席に座り、飲み物どうしますか?など聞いてくる。遅刻したわけではないがお待たせしましたという気遣いはねえのかよ、とは言えず、初めまして~今日はありがとうございます~なんて愛想笑いで返す。

そこからは地獄。先方が年上かつ高給であったことから自慢、自慢、自慢の嵐。私のことを聞かれたのは簡単な仕事内容、休みの日は何をしているのか、という当たり障りのないことだけ。残りはすべて私の家族事情の確認。父母兄弟の仕事内容や学歴、実家の立地、持ち家かどうかなど品定めがすげぇな・・・と思うことばかり。過去に何かトラウマでもあるの・・・?っていうほどの確認ぶりだ。結婚は本人同士の問題ではないからなぁと思うものの、あからさますぎる状況に終始苦笑。これで顔面が好みで高身長なら耐えれたのになあ、でもこの話ぶりでこの見た目なら、そりゃ女性も嫌だよな・・・なんて邪な気持ちも生まれる。結局1時間半きっちり拘束されて、次回もよろしければぜひ!と言われたものの、カウンセラー経由で丁重にお断りを告げた。

 

お見合いなんてこんなもんか~と思いながら、母に私よりも偏差値低い大学出身の人に両親の学歴まで聞かれて焦ったwと報告LINEを送信。近くのデパ地下でおいしいお惣菜とコンビニでビールを買って帰路についたのであった。

カウンセラーさんとの面談

相談所に入会手続きをすると、まずすること。カウンセラーの方との面談がある。事前にプロフィールを大まかに記載した書面を手に、後日あらためて顔合わせをするのだ。

 

営業担当の方から私の担当カウンセラーは同世代の女性と伺っていたものの、どんな方なのか姿形は不明、当事者の私が曖昧な気持ちで入会したことに怒られないか、とドキドキ。事務所に到着し、伺っていた担当の方の名前を告げると、気さくなお姉さんが登場。簡単によろしくお願いします、と挨拶をして手土産を渡すと「こんなの初めてです~~~!!いただいていいんですか~~~!!!! 」と喜んでいただいてホッと安心。(後々手土産を渡しておいてよかったと実感する。)

 

事前記入したプロフィールを渡して今後についての擦り合わせをする。どんな人が理想なのか、条件の優先事項(外見?年収?共働き可否等)、対象の年齢はどうするか、などなど。オブラートに精一杯包んで、見た目が若けりゃそこまで年齢差は気にしませんが、私より低収入・低学歴はいや!あと動物好きはマストで(連れペットOKじゃないと無理)!!!というスタンスをお伝えすると「ですよね~~!わかります~~~!」と。あれ?あんまり堅苦しくない????正直、オメェ理想高いんだよ!!!!と言われかねないと覚悟をしていたので、まじ超絶フランクじゃん!実姉かよ!!!とカウンセラーのお姉さんの好感度爆上がり。ちなみにプロフィールには男女ともに年収や所持資産の項目がある。年収はさておき、ワタシ、自慢できるほど貯金なんぞしてない・・・寧ろ浪費家・・・という状況。資産欄どうしましょう・・・とおずおず聞くと「男性に当てにされても困るので年収と資産欄は空欄でOKです!」と。ありがとう!まじで心強い!

プロフィール自体はその場で作成するのではなく、カウンセラーの方が後日まとめてシステムにアップしてくださるとのこと。その後も詳細打ち合わせして、いよいよ男性会員をお披露目していただくことに。

 

PCぽちぽちしてデータをだしてもらう。画面上には数多の男性会員。

「どうですか??? 恋愛できそうですか?????」

えーっと。カウンセラーさん、ごめんなさい。恋愛は・・・ちょっと厳しいかも・・・と思いつつも、皆さん穏やかそうですねと当たり障りのない言葉が口から出る。例えるなら、知人がテンション高く、じゃーん!新しい彼氏!!と写真を見せてきたときの優しそうだねとしか言えない状況、正にあの空気感。様子のおかしい私に、「若い方もいらっしゃるので・・・!」と精一杯のフォロー。気をつかわせてしまってごめんなさい。もともと面食いではない(と思う)ので、顔はそこまで気にしないです!おしゃれであれば!ほら、みなさんスーツを着てのお見合い写真ですし・・・!とお姉さんに告げる。

 

「おしゃれな人はいないので、一緒にデートして変えてあげてください!!」

お姉さんの清々しさが刺さる。これがリアル(3次元)育成ゲーか・・・。とはいえ、入会したのでお見合いをして元をとらなければ何もはじまらない。グダグダ言う暇などないのだ。私は育成ゲーの世界に足を踏みいれたと言い聞かせる。 

 

カウンセラーさんとの打ち合わせ後、その足でお見合い写真の撮影のため提携フォトスタジオへ。当初、あまり乗り気ではなかったもののフォトスタジオで想像以上煽てられ(人生で一番かわいい・綺麗を言われた1時間だった)、ルンルンで帰宅しデータを家族に見せる。かわいい!これはすぐ相手決まりますわ!ちょちょいのちょいですわ!等と私が気分よくお見合いライフを送るべく更に煽てる家族。皆の衆ありがとう!と街頭演説をする政治家のごとくお礼を言う私。シンプルに茶番。

 

写真データをお姉さんに送りプロフィールの写真登録を依頼。数日後、無事プロフィールをシステムにアップロードできました!というお知らせが。早速ページを見に行くと、自身のプロフィールとは別にカウンセラーの主観で紹介文が載せられている。そういや打ち合わせのときにお姉さんが紹介文も載せますので!と言っていたなあ、と思い、紹介文を確認すると、そこには大変すばらしい脚色された紹介文。しかもスクロールするレベルの長文を書いてくださっている・・・!お姉さんに足を向けて寝られないなあ、と思うのと同時に、たかが数千円の手土産効果に驚愕したのであった。

いざ入会

前記事で記載した通り、母に脅され励まされ結婚相談所へ入会。

相談所入会への大きなきっかけとなった結婚相談所の営業担当者との出会いは遡ること数か月。

 

「〇〇ちゃん、結婚相談所の紹介で結婚したらしいよ!」なんてアラサーになれば耳にする機会も増える。しばらく彼氏がいない私が偉そうに言えることではないが、結婚相談所とはモテないけど結婚願望強い男女が入会するところなのでは?と入会前は大変失礼な気持ちを抱いていた。

私自身も、友人たちと婚活を面白半分で始めた当時は、まっ!婚活パーティ行けば余裕っしょ!相談所なんて入会する必要ないない~大丈夫~!!なんてタカを括っていたものである。

 

が、しかし現実は甘くない。何度か友人と婚活パーティへ参加をして気づく。

好 み の 男 が い な い !

これに尽きる。

そりゃそうだ。同年代の条件のいい男なんて大学時代から付き合っている彼女と結婚しているか、新卒で入社して社内結婚など、早々に売り切れるが世の常だ。

たいした手柄を挙げられず辟易する日々。もともと恋愛体質でない上に、いい人そう!と妥協のマッチングをしても、そのうちどうでもよくなる。ましてや筆不精の私は相手から即レスLINEがくると「こいつ、暇なの・・・?(くそ失礼)」と興味がなくなる。婚活パーティへ参加しても真の収穫は得られないのだ。

 

そんな時、懲りずに個別ブース方式の婚活パーティへ友人と参加し、今日も収穫なかったな、と思い帰る用意をしていたところ

「今日どうでした?」

と、きっちりスーツを着た小綺麗なイケメン登場。婚活ってなかなか難しいですね…と返答すると

「婚活パーティってぶっちゃけいい人いないでしょ!」

いや、イケメンだからってぶっちゃけすぎじゃね????

 

しばらく話していると、なんとこの方、相談所の入会営業担当であることが判明。(婚パは相談所の大元の会社が殆ど運営しているらしい。)

 

友人を待たせていたので、サクッと話を切り上げ相談所の資料を頂き、営業の方とLINEを交換。後日よければ詳細に説明するのでぜひ!!と笑顔で送り出された。

 

その日一緒にいた友人は過去に相談所入会経験があり、「うーん、相談所も微妙だったよ…」と溢すも、友人曰く、年収、独身であることが証明されているから効率的ではあると。恋愛をしたい!自然な流れで付き合いたい!なら結婚する意志が前提の相談所はおそらく向かないと。

 

なるほど。

 

その日以降、相談所の営業担当者からの入会説明会のお誘いLINEを何度も受け、その旨母に相談。前記事に記載した母の反応を受け、まあ、説明だけなら・・・と後日詳細説明を聞き、まんまと入会に至ったわけである。

こんなに流されていいのか私~!人生の転機になるかもしれないことを易々と決めていいのか~!?となりつつも、勢いが大事!という精神で入会申込書に判を押したのであった。